奈良山霊苑管理組合
組合長 山下 武久 様出入口のみを残し地下に埋設された納骨室は外気の温湿度の影響も少なく、静謐な空気に包まれ、木の香の漂う慰霊の空間となっています。
現在は床面積24.3㎡(7.35坪)の納骨室に200壇の納骨壇を設置していますが、中央部に200壇が増設出来るスペースがあり、将来的には400壇にすることが可能です。
又、各回忌を終え、合祀をご希望のご遺族様のため、地上にある供養塔(六角宝篋印塔)地下の合祀室に遺骨をおさめ、永代にわたり供養することになっております。
地下の納骨室は地上にお堂を建設する必要もなく、工期も極端に短いため、建設費も安くすみ、その分ご利用の皆様に安価に利用して頂いております。
今後、少子高齢化や地方の過疎化、都市部の墓地不足がますます進み、お墓を建てない方の永代供養の方法として、地下納骨壇方式は多くなるものと思われます。
又、今回私共の霊苑では山留めを兼ねて、山の傾斜地に納骨室を埋設しましたが、都市部の寺院等で地下を利用することで境内の土地が有効に使える利点があると思われます。